島原の普賢の地が磨き上げた
手延べの技をお届けします
国立公園の指定第一号雲仙。海に囲まれた島原半島のほぼ中央部には、最高峰の普賢岳をはじめとする火山群が、四季それぞれの雲仙の美しさを装っています。北西の冷えきった季節風が吹きはじめると、古くから島原の人々は、麺づくりと共に、歳月を過ごしてきました。麺をきたえながら、じっくりと時間をかけて熟成させ、さらに、できあがった麺を梅雨あけまで蔵に囲って、おいしさを作り出す「手延べの技」をひたすら守り伝えながら、素麺はもとより、うどんとそばの味わいにも絶賛をいただいております。